あっと。の雑記帳(仮)

と、ある事情により世間知らずのままオトナになってしまった僕が様々なものから良い影響を受け、ちゃんとした大人になるために始めたブログ的なもの。主に感動を受けたものについてのレビュー的な書き込みをする(予定)です。

【善く生きるヒント】 禅僧が教える心がラクになる生き方

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自分とは何か?

 

こんなこと考えたことも無かったです。

自分は自分ですが、確かに考えてみると説明の仕様がないですね。

 

読んだ本

  禅僧が教える心がラクになる生き方

  著者:南直哉

 

本の概要

不安・怒り・執着・嫉妬は手放せる。「自分を大切にする」ことをやめる。

生きるか死ぬか以外に大したことなどない。

永平寺で20年修行した、霊場・恐山の禅僧が説く“善く生きる”ヒント。

 

まとめ(と独り言。)

前回読んだ本で禅思考というのが気になったのでまた禅僧の本を選んでしましました。

こちらの本の書き出しは独特で、禅僧っぽくない…

(いやそもそも禅僧とはなにか?と聞かれても説明はできませんが…)

自分のイメージしている禅僧とは少し違った感じの人だなと感じました。

 

まず気になったのが、冒頭にも書いたのですが

 

自分とは何か?

 

という言葉です。

自分は自分ですが、自分を作っているのって自分ですね。笑

なんかもう良く分からなくなってきましたけど、よく聞く言葉で

本当の自分はどうしたいの?

とか

自分に正直になって

とか言いますけど、実際に何か物事を決めるときって、周りの環境とか調和とか…

そういった様々なものの影響を受けて決めることが多い気がします。

 

本の中ではこう書かれています。

 

自分が自分だといえる根拠は2つだけしかありません。

それは、自分自身の「記憶」と「他人からの承認」だけです。

 

なるほど。

前にテレビで(なんのテレビか忘れましたけど)個人情報を乗っ取られてしまい、自分が自分であることを証明できなくなってしまい…というストーリーを見ました。

こう考えてみると、自分の記憶があっても他人から全く認められないと自分は自分ではなくなってしまうのですね。

つまり自分が自分でいるためには、周りからのイメージとか他人からの評価とか…

そういった様々な要因が大切になっていくと…

考えれば考えるほど難しいです。

 

人間に関してはこうも書かれています。

 

人は、望んだわけでもないのに生まれてきて、なんの根拠もない人生を生きていかなければならない。

 

…。

すごくないですか?

確かにそうですけど、そんなこといったら元も子もないというか何というか。

でも基本的な考え方としては

  • 人は根本的に受け身で生まれてきている
  • 生きるか死ぬか以外は大した問題ではない

ということが一貫して書かれています。

この考え方の前では

 

せっかく生まれてきたんだから…

 

という言葉自体、成立しないです。

生まれてきたくて生まれたわけではないのですから。

 

 

著者は中学生への講義の場で

  • 夢や希望を持たなくてもいい。
  • 現実では夢破れた人のほうが多い。

との話をしたエピソードが書かれています。

 

これは難しいですね。

中学生の気持ちで聞いたらどんな気持ちになるのでしょう…

教師は普通、夢や希望を持てと指導すると思いますが、ここでは真逆なことを伝えたそうです。

これに関しては、

夢や希望をもつことが、必ずしも悪いと言っているわけではありません。

ただ、持たなくても一向にかまわないと言っているのです。

と説明されていますが、果たして中学生に理解できたかは謎の部分だと思います。

 

 

人脈も友達も要らない。

 

自分にとって本当に大事な人間、大切にしたい人間はどのくらいいるでしょう。

せいぜい10人、多くても20人くらいではないでしょうか

現代社会では、見知らぬ人と簡単にネット上で繋がれるため、希薄な人間関係を築いている人が多いです。

僕はあまりこういうことに興味がないので、お友達もとても少ないですし、逆に気を遣うのが面倒なので友達は良い意味で厳選します。笑

ただ生活の中で、Twitterのお友達が…とかFacebookで知り合って…とかいった話はよく聞くので 、そういった出会いのかたちは悪いことだけではないと思いますが、ストレスも増えてしまいそうですね。

 

 

本を読んでみて、お坊さんなのに、変に現実主義というか卑屈的というか…

特に申し訳ないのですが、後半は全然心に入ってこなかったです…

もう少し年齢を重ねてから見たらまた違うことを思うかもしれないですけど、今の自分には少し響いてこない内容の部分が多かった印象です。

 

一般論としての正論…ではなく、自分の考えが強いのかなと感じました。

 

ただ逆に考えると、生きている意味…とか自分は何か…とか、

今、何かしら解決できない難しい問題を抱えている人には響くのかなと。

また、そういう難しい問題を抱えている人が世の中には多くいるのだなと学びました。

 

生きがいがなくても十分生きていけるとはいいますが、僕は出来れば自分が楽しいと思うこと、やってて満足できることをやって生きていたいです。

時間は有限なものなので…確かに望んで生まれてきたきたわけではないですけど、どうせ生まれたならそれこそ自分らしく生きていきたいと思います。

 

余談ですが、直哉(なおや)って読んでましたけど直哉(じきさい)さんみたいです。

 

関連作品

超越と実存 「無常」をめぐる仏教史