あっと。の雑記帳(仮)

と、ある事情により世間知らずのままオトナになってしまった僕が様々なものから良い影響を受け、ちゃんとした大人になるために始めたブログ的なもの。主に感動を受けたものについてのレビュー的な書き込みをする(予定)です。

【このバクバクの正体は何?】 電車に乗れない人たち

スポンサーリンク

「電車に乗れない人たち」

というタイトルで、ピンときた人。

安心してください、僕もその一人です。

 

読んだ本

 電車に乗れない人たち

 著者:松本 桂樹

 

本の概要

引用

パニック障害とは?
「電車に乗ると急に心臓がドキドキして、息ができなくなる」
「会議中、突然手足がふるえて目まいに襲われる」など、
「不安な状況」を予期することによって、発作が起きる病気。
「電車に乗ると急に心臓がドキドキして、息ができなくなるんです」「会議中、突然手足がふるえて目まいに襲われ、死ぬかと思いました。怖かった」「スーパーで買い物中に心臓発作のようなものに襲われて、ものすごく不安になりました」上記の症状で悩む方、大丈夫、あなたが弱いわけでも悪いわけでもない。どうしてそうなるのか、どうやったら治るのか、治療方法、効果的なリラクゼーション法をわかりやすく解説。

 

まとめ(と独り言。)

 

最近、芸能人がパニック障害が原因で活動休止。

というニュースをテレビで観ました。

パニック障害とはある日突然、原因も分からず眩暈や発汗、吐き気、過呼吸など様々な症状が発作によりおきてしまう病気です。

酷い時には死んでしまうくらいの苦しみを感じることもあるようです。

ただその症状は数分から長くても1時間ほどで収まるため、内科医などにかかっても原因が分からないことが多く、原因が分からないことがまた不安になり発作がおき…

と悪循環になってしまい、その発作が悪化していくとパニック障害となってしまいます。

 

パニック障害の主な原因として考えられているのはやはりストレスです。

ストレス社会とも言われている現在、このような病気に苦しむ人が年々増加していっているようです。

 

パニック発作の原因は脳機能の異常によって引き起こされるというのが現在の主流の考え方ですが、やはり引き金となるのは「またなるのではないか」という予期不安です。

予期不安はさらに不安を増大させ、何度もパニック発作を引き起こす要因になってしまう厄介な存在です。

  • 他人からおかしな目で見られるのではないか
  • 人前で粗相をする恥ずかしい姿を見せたくない

などの強迫観念も症状を悪化させる原因になります。

 

『電車に乗れない』人の中にはこのパニック障害のほかにも

見知らぬ人がまわりにいる状況を考えただけで

  • 頭の中が真っ白になる
  • すぐに汗をかく
  • ふるえやほてりが起こる
  • こわばってしまう

などの症状が起きる社会不安障害(対人恐怖症、赤面症、あがり症)

  

時や場所をえらばず、急に腹痛や便通異常に襲われる過敏性腸症候群

 

はっきりした身体的原因がないのに呼吸回数が突然早く多くなり空気が吸い込めず息苦しくなる過換気症候群

 

などの病気もあり、またこれらは同時に発症する場合もあるため、専門医にかかることが必要となります。

 

またパニック発作が進行すると電車に乗れない、家から出られないといった症状に加えて美容院、歯医者、デパートなど人が集まる施設にもいけなくなる広場恐怖に派生していきます。

こうなってしまうと当たり前の生活が営めなくなり、社会生活に参加できなくなっていきます。

結果として、鬱病アルコール依存症になっていくケースもあります。

  

このような心の病気に関しては

  • まじめで我慢強い
  • 完璧主義
  • 神経質
  • 人に頼らない

このような人が病気になる可能性が高いと言われています。

因みに僕はこの全部の項目に当てはまります。笑

 

また、人の目を気にしすぎる人も注意が必要です。

見られることを意識しすぎるあまり、多大なプレッシャーを感じながらも「こう見られたい人」を演じ続け、ストレスを溜め込んでしまった結果、自分に限界がきてしまうようです。

 

対処法としては

不安というものに過敏になりすぎないこと

自分自身を追い詰めないこと

ある意味、いいかげんでだらしない生き方を目指すといい

と書かれています。

 

繰り返しになりますが、パニック障害は危険警報をだす脳内のメカニズムが過敏に反応してしまっている状態。つまり病気です。

そのため、自分が弱いから…とか性格的に仕方ない…

のように自分の責任だとは思わないことが大切です。

 

パニック障害は不治の病ではないため、

という治療法があります。これには精神科医がいる精神科、神経科、精神神経科もしくは心療内科を受診することが一番なのですが、やはりなかなかそうはいかないと思います。

 

直接的に作用しないとしても日常を健康的に過ごすことは大事です。

これに関しては完璧を目指さず、心がけるだけでも十分だと言われています。

考え方も、できなかった…ダメだった…

というネガティブな観点で振り返らず

できた…大丈夫だった…

とポジティブに考える

つまり、なんでも前向きにとらえていくことが大切になります。

著者もこう書いています。

パニック障害が直接の死因になることはない

その怖さ、苦しさのピークは時間にしたら一瞬

「そこさえやり過ごせば、また青空にもどるのだから」

 

 

電車に乗れない…僕の場合きっかけは些細なことでした。

ある日の飲み会の帰り、いつも通り終電に乗り家に向かっていました。

しかし乗換駅の5つ手前の駅に着いたころ、突然の腹痛に襲われます。

そこから一駅また一駅と、腹痛と戦いながら、冷や汗をたらしながら我慢したのですが結果的に、途中下車した僕はタクシーに乗って帰ることになります。

 

その日以来「またなるのではないか」という不安から電車に乗るのが不安になり、とても苦手になりました。

僕の場合はこの本の中にも登場するのですが、過敏性腸症候群に近い病気になってしまったものと思われます。

今でもトイレに自由にいけない場所へ行くのは精神的にも辛く、そのせいで行動範囲を狭くなってしまいました。 

 

僕自身、本当にひどいときに比べたら大分よくなったと思います。

病院に通ったわけではないのですが、この本にもあるように完璧を目指さなくなったことが一番の理由だと思います。

また、ある意味で開き直るのも良いと思います。

例えば仲の良い友人などには漏らしたらパンツ買ってきて…などと冗談を言ったり、途中下車する可能性あるから宜しく…と前もって伝えています。(実際に漏らしたり、途中下車したことはありません。笑)

あとは、なるべく健康的に生きる、時間に余裕を持って生きる…

のように精神的にも追い込まれない環境を整えています。

 

電車に乗れない…のは、自分だけじゃない これが分かるだけでも、なんだか少しだけ心が軽くなった気がします。

 

関連作品

新版 電車に乗れない人たち: 大丈夫、パニック障害は治るよ!

従業員のメンタルヘルスを整える ストレスチェック制度の実践